Home > sake Archive

sake Archive

けっきょくやっぱり最上川

  • Posted by: maki
  • May 15, 2008 6:39 AM
  • sake

最上川(もがみがわ):最上川酒造肘折温泉でいただいた酒は、去年と同じ「最上川」。肘折温泉の玄関口となる新庄の地酒。ここのところ「生原酒」とか「無濾過」というキーワードの酒ばかり飲んでいるので、たまには違うものを......と思ってはいるのだが、いざ冷蔵庫の前に立ってしまうと、ついつい選んでしまう。最初のセレクションは、「最上川・特別純米酒 無濾過生原酒」。う〜ん、これ、去年も飲んだ......。でも、おいしいので問題なし♪ カド焼きを肴にいただく。

それが空になってから買ったのは、「最上川・純米吟醸」。ワーコム農法で育成した米を原料としているらしい。どの酒にしようかとずいぶん悩んだんだけど、また「最上川」になってしまった......。この「純米吟醸」よりも、「特別純米酒」の方がおいしかったな。どうしても、濃い口のわかりやすい酒がおいしいと思えてしまうので、ちょっと原酒離れしようかと思ってるのだけど、なかなかね......。こちらは、鯉の甘煮を肴にいただく。

冷蔵庫の前でかなり迷った。よほど、肘折温泉と同じ大蔵村の小屋酒造「絹」にしようかと思ったんだけど、ちと高いのでやめてしまった。でも、あとで上山温泉の酒販店で、「十四代なんて言ってるけど、小屋酒造は二十六代だからね」などと聞いて、やっぱり「絹」にしておけばよかったかな......と後悔。小屋酒造は創業 1593 年だとのこと。400 年以上か......。

add this entry to...  Yahoo! Bookmarks  Google Bookmarks  Hatena Bookmarks  del.icio.us  livedoor clip  Buzzurl

酒販店:高橋日東商店

  • Posted by: maki
  • May 7, 2008 10:42 PM
  • sake

うまい酒 鯉川せっかく山形に行くのだから、どこかで「鯉川」に出会えないものかと、酒屋をうろうろ。「鯉川」の生まれ故郷である余目は、今回の旅の目的地である新庄(ホントの目的地は、肘折温泉)からしばらく日本海方向に進んだところ(JR 陸羽西線で 45 分ぐらい)ということで、どこかには置いてあるのでは......という甘い期待を抱く。

まずは、JR 新庄駅近くの高橋日東商店へ。ここは、去年も来た小さなこだわり酒屋。この店は、山形の地酒(こだわりのセレクション)や輸入ワインやベルギービールなど、少数精鋭のラインナップで勝負しているところがお気に入り。さっそく店内のリーチインを覗く。「あれ、鯉川ないかな?」と思って、よくよく見ると、あったあった。しかも、こだわりのヤツが。

あったのは、「鯉川」ブランドではなく、「純米大吟醸・生原酒・阿部亀治」(もちろん蔵は、鯉川酒造)。四合瓶よりもひとまわり小さい 500 ml で、2700 円。高い......というか、安くない。でも、純米大吟醸であり、かつ生原酒。であれば、この値段も納得プライスと言えよう。......というか、それ以前に、店頭に並んでいるのにお目にかかること自体が極めて稀なので、出会えただけで満足。蔵元とつきあいがあり、それで入荷できているとのこと。うれしい♪

ここの酒屋で酒を買うとおもしろい(?)おまけがついてくる。温かい缶コーヒーとポケットティッシュ。ポケットティッシュには、店の電話番号などの情報がプリントされた紙が入っているのでピュアな宣伝なんだけど、この季節(夏日)に温かい缶コーヒーというのはなんだろう。店の人も遠慮気味に手渡してくるもんだから、「いらない」とも言えず......。あとで冷やしてから飲んだ。去年ももらったな、そういえば。「阿部亀治」で 1 本。ベルギービールでもう 1 本。

小さな店ながら、店舗併設の小さな居酒屋もあったりして、夜にも行ってみたいところ。いつも、「夜もやってますから」と言われるのだが、いかんせん本来の目的地の肘折温泉がかなり不便なところなので、行けないんだな......。

※写真は、高橋日東商店ではない。肘折温泉の外れにある釣り堀(たぶん営業していない)の看板。「うまい酒 鯉川」で、「鯉川」つながりということで。多分、この看板を作った当時は、もっと「鯉川」も地元に流通している地酒だったんだろうなあ。

add this entry to...  Yahoo! Bookmarks  Google Bookmarks  Hatena Bookmarks  del.icio.us  livedoor clip  Buzzurl

居酒屋:赤鬼

  • Posted by: maki
  • May 2, 2008 8:41 PM
  • sake

十四代・山田錦 大吟醸M さんオススメの三軒茶屋の銘酒酒場「赤鬼」にて、旨酒をいただく。「赤鬼」の名前は聞いたことがあったけど、三軒茶屋というのが自分の活動範囲から完全に外れたエリアだったので、これまで足を踏み入れることはなかったんだけど、M さんのお誘いとあらば......と思い、T さんと行ってみた。大正解♪ いい店だ。連休の谷間ながら、満員の大盛況(隣のお店は閑古鳥が鳴いていた)。実力派の店だな。

三軒茶屋のメインストリートから路地を入って、裏通り。裏通りからまた路地に。ちょっとわかりにくいところだけど、そこは地酒パラダイス。かなりいいセレクション。自分なりの判断基準としては、「十四代」や「飛露喜」を常時置いている店は、蔵元といい関係を築けている店......だと思ってる(メニューにはあっても頼むと「品切れです」なんて言われることもよくあるので)んだけど、ここの店はちゃんと両方置いている。「十四代」にいたっては、「赤鬼」だけに出荷しているものもあったりして。

いただいたのは、

......などなど(確か「八海山」とかも頼んだような......)。いちばん印象深かったのは、「達磨正宗・純米古酒 昭和五十九年醸造」。たぶん四勺ぐらいだったと思うけど、それで 3000 円。見た目は、ビンテージもののウィスキーか、紹興酒。味は、さすがに米起源なので、紹興酒に近い感じ。でも、紹興酒のようなくせはなく、とってもお上品。甘口の酒をベースにしているのも功を奏している。

つまみでいちばん気に入ったのは、味を揚げたものに土佐酢をかけたもの。骨までバリバリいける。そう言えば、オススメの蕎麦食べなかった〜。リベンジ、リベンジ。

add this entry to...  Yahoo! Bookmarks  Google Bookmarks  Hatena Bookmarks  del.icio.us  livedoor clip  Buzzurl

大信州を味わう

  • Posted by: maki
  • April 24, 2008 12:13 AM
  • sake

大信州 仕込二十二号このサイトのアクセス状況を Google Analytics で見ていたところ、参照サイトに楽天ブログがあるのを発見。なんだろうなあ......と思って見にいくと、行きつけ(?)の松坂屋について書いた記事へのリンクが設置されたブログを発見。記事中に貼付けられていた男性のご満悦の表情がよかったので、そのブログで言及されていた酒を買ってみた。

大信州酒造の「大信州 仕込二十二号」。純米大吟醸・生原酒中汲み。全量金紋錦。ちょうど店の若旦那がいたので、聞いてみた。「派手な酒じゃないけど、飲み疲れのしないお酒ですよ」とのこと。さらに「冷やすと味が閉じちゃうので、すこしぬるめにしたほうがいいです」とも。「大信州」という松本零士的感性のネーミング(松本零士のマンガには「元祖大四畳半大物語」とか「大純情くん」とか冠に「大」とつくのがある)にちょっと腰が引けていたのだが、試してみることに。

確かに生原酒という割には、さらりと飲みやすい。辛口の中にも、吟醸らしいフルーティーさもある。確かにぬるめで飲んでも、雑味などが出てこない食中酒に適した味わい。19BY なので、新酒のフレッシュさもあるね。

雑誌や本で見かけた(最終的にはお店の人と話をして買うことが多い)ことや、居酒屋のマスターのオススメなんてのが新しい酒との出会いとしては多いわけだけど、きっかけがリンクというのもオツなもの。

add this entry to...  Yahoo! Bookmarks  Google Bookmarks  Hatena Bookmarks  del.icio.us  livedoor clip  Buzzurl

酒販店:石塚酒店

  • Posted by: maki
  • April 22, 2008 12:10 AM
  • sake

石塚商店青梅街道沿いにある酒販店、石塚商店。話し好きのおじいさん、品のいいおばあさん、若旦那(通称、若)の 3 人で家族経営している小さな酒屋。とはいえ、仕入れにはけっこう力を入れているようで、日本酒だけでなく、焼酎やワイン、ハードリカーなどにもよその店ではあまり見かけないものもあったりする。地方の酒蔵に出向いてよい地酒を仕入れたり、各国大使館に出向いてワインのよさそうなのを仕入れてきたり、若はなかなか精力的だ。

店は、お世辞にも大きいとは言えない。店内にはところせましと棚が並び、常温保存可能な酒がそれぞれの棚にきちきちに並んでいる。大きな地震でもあったらどうするんだろう......と不安になってしまうような品揃え。「ちゃんとした棚を作りたいんですけどなかなかね......」などと三代目(おじいさん)は言っていた。この三代目はとても話し好きで、いろんな話を聞かせてくれる。なかなか勉強になる。勉強になるけど、時間がないときにはちゃんとこちら側で切り上げるようにしないと、なかなか帰してもらえない。店内には、戦後間もないころの青梅街道沿いの写真なんかも飾ってあったりして、おもしろい。

日本酒では、「水尾」、「大那」あたりが定番のオススメみたい。前に紹介した千代むすびの「純米強力」もこの店で買ったもの。

add this entry to...  Yahoo! Bookmarks  Google Bookmarks  Hatena Bookmarks  del.icio.us  livedoor clip  Buzzurl

『極上の純米酒ガイド』(光文社)

  • Posted by: maki
  • April 14, 2008 4:50 AM
  • sake

『極上の純米酒ガイド』(光文社)『カラー版 極上の純米酒ガイド』(光文社)

偶然ひまつぶしに立ち寄った古本屋で購入。日本酒、いや純米酒を勉強中の身にはなかなかの良書。北は秋田・岩手から、南は佐賀までの 60 以上の純米酒をカラーで紹介。

どうせお金を使うんだったら、おいしいお酒を飲みたい。好みはひとそれぞれだから、口にあう、あわないはわからないけど、一定レベルをクリアしている酒にはどんなものがあるのかをざっと見るにはいい本。蔵が減少しているとはいえ、それでも国内には 1000 以上の蔵が存在している。その中から無作為に選ぶよりは、何らかの基準をクリアしたものからつぶして(?)いきたい。そのセレクションを、上原浩氏(『夏子の酒』に登場する上田先生のモデル)がおこなっているのだとすれば、かなり安心。

中には、偶然飲んだことのあるもの、お店で薦められて買ったことのあるもの、居酒屋の店主の目利きで選んだもの......などなどある。でも、まだまだ口にしたことのない酒も数多い。

こんどはどれを飲んでみようかな、どこに行けばこの酒が飲めるかな......と想像しながら読んでいくのが楽しい。

add this entry to...  Yahoo! Bookmarks  Google Bookmarks  Hatena Bookmarks  del.icio.us  livedoor clip  Buzzurl

冷酒の恋しい季節?

  • Posted by: maki
  • April 9, 2008 11:34 PM
  • sake

翠露(すいろ):舞姫酒造「熱燗の恋しい季節」とは言うが、「冷酒の恋しい季節」とは言わないなあ。Google や Yahoo! でフレーズ検索しても、圧倒的に「熱燗の恋しい季節」のほうが検索結果が多い。「恋しい」を「おいしい」に代えてみても、まだまだ「熱燗」のほうが上手。やはり「恋しく」なるのは、温かいものなんだろうな......などというのは、まあどうでもいい話だけど。

さすがに暖かくなってきて、「燗酒を飲んで温まろう」という気持ちが薄らいできた。確かに燗酒にすると味わいが豊かになっておいしくなるというのもあるんだけど、口に含んだときのひやっとした感じも捨てがたい。ちびちび飲んで、常温に温まっていくまで味の変化を楽しんでいくというのも一興。

add this entry to...  Yahoo! Bookmarks  Google Bookmarks  Hatena Bookmarks  del.icio.us  livedoor clip  Buzzurl

いただきもの:綾錦・生酒

  • Posted by: maki
  • March 16, 2008 11:41 AM
  • sake

綾錦(あやにしき):雲海酒造エンジニアの T さんから宮崎土産でもらった「綾錦・生酒」。ひとくち飲んですぐわかる淡い味わい。この軽さは......と思って見てみると、アルコール度数は 13 - 14 度。ちょっと低め。すごくまろやかな味。このやわらかい味は、鶴齢の吟醸に似ているような気がする。

T さんいわく、やはり南国宮崎では日本酒はなかなか売っていないようだ......これは正確ではないかな。宮崎の地酒としての日本酒はなかなか売っていないようだ。この「綾錦」の蔵元の雲海酒造も南九州の酒蔵の例に漏れず、主力商品は焼酎。そば、麦、芋、米......とオールラウンドに。蔵のサイトを見たところ、商品紹介は、もちろん焼酎がメイン。あと梅酒のようなリキュール類とワインと地ビール。日本酒の紹介はない......。そば焼酎ではポピュラーな「そば焼酎 雲海」は、この蔵のプロダクト。会社沿革によると、そばを原料にしたそば焼酎は、ここが発祥の蔵なんだそうだ。

地ビールは「綾の地ビール」、ワインは「綾ワイン」。そしてこの日本酒は「綾錦」。どうも、雲海酒造の綾工場は醸造酒用の工場ということらしい。

綾と言えば、綾温泉。『水曜どうでしょう』のどうでしょう班が何度か訪問した温泉。行ってみたい......。

add this entry to...  Yahoo! Bookmarks  Google Bookmarks  Hatena Bookmarks  del.icio.us  livedoor clip  Buzzurl

酒販店:大塚屋

  • Posted by: maki
  • March 10, 2008 6:05 AM
  • sake

大塚屋大塚屋。『Dancyu』の 2008 年 3 月号を読んでいてみつけたお店。え、こんな近くによさそうな酒屋があったの? と灯台下暗し的遭遇。最寄り駅は、西武新宿線の武蔵関駅。この駅は、以前住んでいたところには、ちょくちょく行っていたけど、よさそうな酒屋があったような記憶はまったくなかった。まあ、そのころは日本酒にはまったく興味がなかったけど。休みの日に自転車に乗って、散歩がてら出かけてみる。

駅前の商店街を自転車で右の店、左の店を眺めながらぶらぶらと。しかし、あっというまに武蔵関の商店街は終わってしまう。そんなに大きな商店街ではない。交差点を越えて、こっちには店はほとんどなかったはずだけど......と思いながら、前進。事前に見ておいた周辺地図では、交差点のそばのように書いてあったので、次の交差点か......あった!

鷹勇 純米しぼりたて生酒:大谷酒造写真にあるとおり、外観からしてなかなか期待させる雰囲気。店に入ってみると、中はお酒の瓶が山のように。常温保存可能な火入れをした酒の一升瓶がたくさん。リーチインにもおいしそうな四合瓶、一升瓶がたくさん。いままでに訪れた別の酒屋さんたちとは微妙に品揃えがかぶっているけど、明らかにここにしか置いていないようなお酒もたくさん。

とりあえず、何か買って帰ろうと思いつつ、リーチインを覗いてみる。覗いてみるけど、あれも、いいかな、これもいいかな......といつもながらのうれしい迷い。せっかく来たのだから、四合瓶を 2 本ぐらいは買って帰ろうと思いつつも、選べない......。迷いに迷って、この日のチョイスは、「鷹勇 純米しぼりたて生酒」に。もう一本? 選びきれなかった......。次回行ったときには、「正雪」、「初亀」、「天穏」、「旭若松」あたりを買おうかな。また、迷いそうだ......。

add this entry to...  Yahoo! Bookmarks  Google Bookmarks  Hatena Bookmarks  del.icio.us  livedoor clip  Buzzurl

『世界一旨い日本酒』(光文社)

  • Posted by: maki
  • March 5, 2008 11:08 PM
  • sake

『世界一旨い日本酒』(光文社)『世界一旨い日本酒〜熟成と燗で飲る本物の酒』(光文社)

古本屋で見かけて、燗にハマっている者としては読んでみるか......と思い、購入。なかなかの良書だった。主旨としては、

  • 常温で熟成させると、新酒のころにはなかった複雑な味わいを得ることができる
  • 造りのしっかりした酒は、生酒であろうと、常温で保存可能
  • 「吟醸 = 冷酒」は、間違った考えで、吟醸であっても熱燗にすることで初めて得られる味わいがある

......といったところだろうか。このあたりは徐々に実践していくとして、読んでいておもしろかったのは、地酒の広がり、発展に関するエピソード。池袋の伝説的な酒販店「甲州屋」(いまはもうない)、地酒居酒屋の草分け的存在の「味里」(いまはもうない。この店の杉田氏は、後に「真菜板」を開くことになる)、こだわった良酒を消費者、居酒屋に提供する酒販店(三ツ矢酒店、マルセウ本間商店)、そしてよい酒を造ることに力を注ぐ蔵の数々......などなど。

この本で紹介された店や酒の数々を自分の日本酒ヒストリーに重ねてみるとなかなかおもしろい。偶然出会った酒や店もあれば、類書で紹介されていたのをきっかけに出会ったものもある。しかし、総じて言えば、なかなかいい出会いをしているんじゃないのかな......と思う。

add this entry to...  Yahoo! Bookmarks  Google Bookmarks  Hatena Bookmarks  del.icio.us  livedoor clip  Buzzurl

純米強力:千代むすび酒造

  • Posted by: maki
  • February 27, 2008 12:00 AM
  • sake

純米強力:千代むすび酒造前々から、「強力」(ごうりき)という酒米で造った酒に興味があったのだが、先日ようやく購入。「強力」とは、鳥取県産の酒造好適米。戦前はよく使われていたらしいが、「亀の尾」と同じように最近まで顧みられることなかったらしい。ハイクオリティの酒米と言えば、「山田錦」が有名だけど、「亀の尾」や「雄町」、「強力」、「神力」などかつてはよく作られていた酒米が各地の蔵で復活ラッシュ。たのしい♪

この「強力」は、鳥取大学農学部で原種保存されていた種籾を元に見事復活したものだとのこと。「鷹勇」や「日置桜」などもこの「強力」で造りをおこなっているらしいが、きょうの酒は、「千代むすび」の「純米強力」(千代むすび酒造)。

味は、辛口。かなり個性的なしっかりとしたボディの酒。ぬる燗にすると、アルコールの香りが鼻腔をくすぐる。冷酒のときにはあまり感じなかった辛口の刺激が舌に感じられる。ストイックなまでの骨太な酒。肴にカンパチの刺身を用意したけど、洋風なつまみにもあいそう。そう思って、「真菜板」風にブルーチーズを合わせてみたら、これがいい感じ。ブルーチーズの刺激と酒の刺激が相性がいいのかな。ゴルゴンゾーラのパスタなんかにもあうかも。

add this entry to...  Yahoo! Bookmarks  Google Bookmarks  Hatena Bookmarks  del.icio.us  livedoor clip  Buzzurl

あまざけ♪

  • Posted by: maki
  • February 24, 2008 8:04 AM
  • sake

あま酒:宮島酒店夏ぐらいに買ったまんまで、ずっと放置していた甘酒をこのあいだようやく開栓。ずっと常温保存していたので、大丈夫かな?……と思ったけど、何の問題もなかった。近所の酒販店の試飲会でおまけで冷えた甘酒を試飲したんだけど、とても気に入ってしまって、その場で購入した。そのわりには、いままで放置していたわけだけど……。

甘酒といっても、これはノンアルコール飲料(?)。疑問符(?)がつくのは、「ノンアルコール(?)」ではなく「飲料(?)」。見た目はほとんどお粥に近い。甘いお粥。五分から七分粥といったところかな。口に含んでも見た目どおりのほとんどお粥。とても自然な甘さ。

甘酒と言えば、酒粕をベースにしたアルコールの香りがする甘い飲み物というのが一般的な認識。酒には強くても、酒粕はどうもニガテ。粕漬けはなんとか OK でも、粕汁は NG。粕汁も甘酒もどちらも温めて飲み食いするものなので、アルコールの香りが立ちこめる。これがダメなんだと思う。酒は好きなのに、なんでだろう……我ながら思う。先日もある店で甘酒の試飲させてもらったんだけど(とても寒かったので)、やはりどうも口に合わない……。

いま飲んでいる甘酒は、そんな甘酒ではなく、米と麹だけで作ったもの。精米した米を蒸して、麹を混ぜて、麹の力によって、米のデンプン(多糖類)を糖に分解したもの。ゴハンをよく噛んで食べると甘くなると言うが、麹の力を借りると、ここまで甘くなるのか……と素直に驚く。とても自然な甘味。高精製度の砂糖(C12H22O11)のようなべたっとした甘さではなく、やわらかい甘さ。これがブドウ糖(C6H12O6)の甘味か。

日本酒の造りは、麹により糖化した原料米を酵母(酒母)によって、アルコール(C2H5OH)に分解する作業(並行複式発酵:糖化とアルコール発酵を同時におこなう)。つまり、この甘酒は、日本酒の原料ってことだ。

add this entry to...  Yahoo! Bookmarks  Google Bookmarks  Hatena Bookmarks  del.icio.us  livedoor clip  Buzzurl

酒販店:マルセウ本間商店

  • Posted by: maki
  • February 20, 2008 8:04 AM
  • sake

マルセウ本間商店いろいろないい地酒を置いていると紹介されていたので、笹塚まで出かけてみた。ローカルな下町風情の商店街を歩いていくと、商店街の中にとけ込むようにひっそりと店はある。いちおう、いろんな銘柄の書かれた看板は出てはいるが、それにしても地味な店構え。

昔、池袋に甲州屋という伝説的な酒販店があったらしい。まだ地酒が一般的に愛好されるようになる前から、自分で味わって、気に入った酒を揃え、クオリティに満足できないときは、蔵元にも厳しい注文をつけていたという。地酒の世界に大きな影響を与えた店主が、この世を去り、その甲州屋も後に姿を消す。そのころ、現れたのがこのマルセウ本間商店。

薄暗い店内に入ると左手にレジ、右手は冷蔵庫。申し訳程度にビールがすこし置いてある。それ以外は、ほぼすべて地酒。あの店で、この店で味わった銘酒がずらり......。地酒の蔵は、小さなところが多く、醸される酒は流通量が少ないものが多い。なので、一般的な酒販店ではまず見かけないものがたくさん。それがそのまま目の前にずらりと並んでいるとも言える品揃え。これは、迷う......。我が愛しのカップ酒は......ない。

ひとつは、お気に入りの居酒屋「」でお馴染みの「秋鹿」にしようと最初から決めていた。けど、「秋鹿」にしても、かなりのバリエーション。迷いに迷って、「純米吟醸 槽絞直汲」に。年末に上槽したばかりのフレッシュなもの。せっかく来たんだからもう一本ぐらいは買っておきたいところ。これまた何にすべきか迷う。四合瓶は、一升瓶に比べて、商品種数が少ないとは言え、それでも十分に迷うだけの品揃え。「開運」や「鶴齢」は、他の酒屋でも買えるのでリストから外すとして......と消去法で検討していって、勝ち残ったのは島根の旭酒造の「十旭日」(じゅうじあさひ)。一回だけ高田馬場の「真菜板」で飲んだことがある。あまり見かけない酒なので、これをじっくり飲んでみようと思う。「諏訪泉」が品切れだったけど、もしあったらそっちにしてたかも。

add this entry to...  Yahoo! Bookmarks  Google Bookmarks  Hatena Bookmarks  del.icio.us  livedoor clip  Buzzurl

アルミ缶入りの日本酒

  • Posted by: maki
  • February 12, 2008 7:40 AM
  • sake

粋:白鶴酒造しばらく前にコンビニで見かけて、いつか買おうと思っていた白鶴酒造の「粋」。

アルミ缶の一合入りの日本酒っていうのは何社か出しているけど、この白鶴酒造の「粋」は、ちょっと変った容器。最近こういう缶に入ったコーヒーがあるけど、それと同じタイプの商品。キャップを回すと、広めの口が開いて、そこから酒が飲めるというもの。口が広いので、香りも楽しめる……という趣向だろう。品質の維持を考えると、アルミ缶を使うというのも悪くないアイディア。しかし、あんまり酒を飲んでいるという気分は盛り上がらないなあ。

写真は、「豊かなコク 山田錦 特別純米酒」。これ以外にも「スッキリした味わい 大吟醸」、「華やかなかおり純米酒」、「キレのある超辛口清酒」の 3 種がある。これらのラインナップの情報を探して白鶴酒造のサイトを見たが、情報がない。よく調べてみると、この商品はファミリーマートの企画商品だということがわかった。ファミリーマートのプレスリリースいわく、「大手清酒メーカー4社と共同開発清酒「粋ボトル」第2弾発売!」ということらしい。

  • すっきりした味わい 大吟醸【日本盛】 360 円
    特定名称酒の代名詞「本格嗜好」。ワンランク上の味と香りを感じられる酒質 ⇒ 幅広い客層に勧めたい酒
  • 豊かなコク山田錦 特別純米酒【白鶴】 358 円
    コクのあるドッシリとした味、酒米の高級品種「山田錦」を使用した深みのある酒質 ⇒ 壮年男性にも勧めたい酒
  • 華やかなかおり 純米酒【月桂冠】 350 円
    ワインのような、華やかで爽やかな香りと、すっきりとした飲みやすい味わいの酒質 ⇒ 若い女性に勧めたい酒
  • キレのある超辛口 清酒【松竹梅】 298円
    飲めばキリッとした淡麗辛口感を感じる事が出来る飲み飽きしない酒質 ⇒ 若い男性に勧めたい酒

……ということで、それなりのマーケティング戦略があるらしい。

しかしね、「豊かなコク 山田錦 特別純米酒」って、これは「豊かな」どころか「コク」とは呼べないよ……。アルコール度数も 14 〜 15 度ということで、割水多し。これでは、日本酒市場の裾野開拓にはならないんじゃないのかなあ。そこそこおいしかったら、他の 3 種もコンプリートしようかと思ったけど、やめ。改めて自分の地酒指向が強まった一杯だった。

add this entry to...  Yahoo! Bookmarks  Google Bookmarks  Hatena Bookmarks  del.icio.us  livedoor clip  Buzzurl

作、再び

  • Posted by: maki
  • February 10, 2008 2:53 PM
  • sake

旭若松:那賀酒造ここしばらく寒い日が続くので、熱燗が恋しくなる。家で飲んでもいいけど、こんな日は、熱燗のおいしい店に行くのも一手。会社帰りにぶらりと近所の「」に。金曜日の午後 9 時ということで、空席があるかどうかが心配だったけど、ちょうど空き席があった♪

お気に入りの「秋鹿」、前から気になっていた「鯉川」、「るみ子の酒」、リーチインにおいしそうに冷えていた「日置桜」の活性にごりなどなどを注文する間に、マスターのオススメを一合出してもらった。リクエストは、しっかりしたボディで、燗映えのする酒。やってきたのは、徳島の那賀酒造の「旭若松」。ちろりが温まったところで、徳利に移してもらう。かなり黄色みのかかった色。香りもかなりしっかりしたもの。口に含むと、香りから感じられるとおりの熟成度。聞いたところによると 2 年ほど寝かせてあるとのこと。寒い夜の冷えた体にしみわたる至福の一杯。

この蔵は、年間生産量が 45 石という小さな蔵。マスターいわく、「旭若松」以外に蔵のある地域の名を冠した「丹生谷」という銘柄もあるそうだけど、これは地元限定のお酒。一升で 1000 円程度の安酒......といっても安いのは値段だけで、中身は純米酒。大手メーカーの安かろう悪かろうのパック酒を飲んで日本酒はこんな程度か......と思われるぐらいなら......との心意気価格。日本酒の等級制が存在していた時代には、無鑑査で品質の高い酒を二級酒として造る蔵が多くあったそうだが、この「丹生谷」のエピソードもまさにそれ。

add this entry to...  Yahoo! Bookmarks  Google Bookmarks  Hatena Bookmarks  del.icio.us  livedoor clip  Buzzurl

新酒の季節

  • Posted by: maki
  • February 7, 2008 10:29 PM
  • sake

新酒の季節になった。酒屋を覗くと、いろんな蔵の新酒が並んでいる。目移りしてしまって、どれを買おうかと迷ってしまい、30 分以上店にいることもしばしば。

新酒は、まだ味がこなれてなかったりというようなこともあるけど、フレッシュな感じが好き。秋口のひやおろしのおとなしい感じよりも、「あらばしり」のちょっと荒々しいぐらいのほうが好み。新酒で、原酒、さらに無濾過だと最高にいい。

しばらく前に、飲んだ「秋鹿」は活性でもないのに、軽くスパークリングだった。こういうフレッシュさもうれしい。

今週はなんだか忙しく、あまり酒量が進んでないのが、かなしい。

add this entry to...  Yahoo! Bookmarks  Google Bookmarks  Hatena Bookmarks  del.icio.us  livedoor clip  Buzzurl

勝手に日本酒普及協会

  • Posted by: maki
  • February 2, 2008 1:49 AM
  • sake

最近は、日本酒の復権を目指して、勝手に普及活動をしている。きのうは、A ちゃんに餞別として、ここ最近のヒット「開運 祝酒」を贈呈。ちょっと前には、お年始代わりにお世話になっている M 社の T さんと G さんに「獺祭」をプレゼント。「獺祭」が気に入ったようだったので、きょうはひさしぶりに T さんと G さんと高田馬場の真菜板へ。

底冷えのする中、とぼとぼと真菜板への道を上がっていく。体が冷えきったころに、ようやくたどりつく。きょうのチョイスは、まずは「開運 無濾過純米」、活性うすにごりの「秋鹿」(となりの人がおいしそうに飲んでいたので)、「諏訪泉」(前から飲もう飲もうと思ってた)、「るみ子の酒」(いままで飲んだことなかったので)、「初駒」(T さんのチョイス)、「悦凱陣」(ベーコン+ゴルゴンゾーラに負けないという店主オススメ)をいただく。きょうのベストヒットは、「諏訪泉」かな。つまみもけっこういろいろ頼んだ。鴨、地鶏、地豚の炙り焼きから鵡川のししゃも、甘鯛一夜干し、ベーコンとゴルゴンゾーラのチャーハン……ほかに何頼んだっけ? あ、ソーメンチャンプルー。まだ、あったよなあ……。帰る直前に、寒い戸外で一服。おあいそをお願いすると、燗酒をいっぱいご馳走してくれた(十字朝日だったかな)。よい店だ。

うまい酒を飲みながら思うこと。どの酒もそれぞれ個性がある。だけど、残念ながら、没個性の酒、価格の安い酒ほど市場にあふれている。結果、日本酒なんておいしいと思ったことない……という悲しい感想を持つ人が増える。流通量が少なく、あまり売ってないのだから仕方ない……という状況も否定はしない。おいしい酒は高いかと言うと、実はそうでもなかったりする。いい酒との出会いのチャンスが多くの人に訪れることを祈願。

add this entry to...  Yahoo! Bookmarks  Google Bookmarks  Hatena Bookmarks  del.icio.us  livedoor clip  Buzzurl

近所の酒屋の試飲会

  • Posted by: maki
  • January 29, 2008 11:48 PM
  • sake

この前の日曜日のこと。近所の酒屋の前で試飲会をやっていた。近所と言ってもいつも通るルートではないので、たまたま通りかかったらやっていたのでラッキー♪ 実はいままでに 2 回ほどその試飲会に参加したことがある。最初は、たまたま。2 回め(ひやおろしの季節)はお知らせがきていたので行ってみた。今回は、お知らせが来なかったけど、たまたまでも遭遇できてよかった。今回のテーマは、「新酒」。

試飲会と言っても、店先でやっているもので、この季節の外での試飲はなかなか厳しい。いつも十数種類のお酒の試飲をさせてくれるので、全部飲みおわるのに 30 分近くはかかる。で、酒は常温。冬の屋外の常温は、冷酒。アルコールとは言え、ウィスキーのようにアルコール度が高くはないので、けっこう冷えた。最後に出してくれた温かい甘酒(ノンアルコール)がうれしかったな。

この試飲会のホストは、酒屋の店の人ではないのがちょっとおもしろい。しかも、その店に置いていないお酒も試飲に供している。つまり、そこで飲んでもらって、気に入ったのを中でご購入ください……という趣向ではないのだ。その主催者のおじさんいわく、マーケティングに活かしていこうということなんだそうだ。一杯ずつ飲んで、十数種類の中からベスト 3 を選ぶという趣向。今回のベスト 3 は、「大山」(加藤嘉八郎酒造)、「越後鶴亀」(上原酒造)、「真澄」(宮坂醸造)……あたりか。「大雪渓」(大雪渓酒造)の活性にごりもなかなかよかったけどね。

add this entry to...  Yahoo! Bookmarks  Google Bookmarks  Hatena Bookmarks  del.icio.us  livedoor clip  Buzzurl

地酒を小さい瓶にボトリング〜その弐

  • Posted by: maki
  • January 27, 2008 9:51 AM
  • sake

レトロラベルシリーズ:御湖鶴・愛宕の松この前、記事に書いたミニチュアボトル入りの地酒がここのところなんか気になっていて、伊勢勇にも地酒の小瓶があったな......と思い出し、寒い中、自転車で行ってみた。陽の出ている間に行けばもうすこしは暖かかったかもしれないのに、どうもこたつの中でぐずぐずしているうちにすっかり夜になってしまった......。伊勢勇の店内は、いつも冷蔵庫のようにひんやりとしているんだけど、さすがにきょうは店内の方が暖かかった。

入り口近くのリーチインを覗くと、あるある。地酒の小瓶。どの酒もラベルがレトロテイストでどれを買おうか迷ってしまう。昔の一升瓶をそのまま小さくしたようなデザイン。見ているだけで楽しい気分になる。

店員さんに聞いてみたところ、この地酒のミニチュアボトルの仕掛人は、アイコーポレーションだとのこと。アイコーポレーションって、はせがわ酒店の関連会社らしい。酒蔵と酒販店や飲食店を結ぶ問屋さんってところかな。アイコーポレーションのプロデュースしたレトロラベルシリーズのいちばんの特徴は、やっぱりラベル。蔵元に眠っていた昔の一升瓶のラベルをミニチュアサイズに復刻したもの。伊勢勇の店員さんも言っていたけど、確かに昔のラベルは多色刷りできれい。写真に写っている「御湖鶴」なんかは、浮世絵みたい。あとは、中身。純米・特別純米、純米吟醸、吟醸・大吟醸......と特定名称酒ばかり。どれもおいしそうだ。

きょうのチョイスは、伊勢勇でも商品ラインナップが豊富な菱友醸造の「御湖鶴」と前に紹介した新澤醸造店の「愛宕の松 純米吟醸」。

add this entry to...  Yahoo! Bookmarks  Google Bookmarks  Hatena Bookmarks  del.icio.us  livedoor clip  Buzzurl

開運祝酒〜1050 円の実力

  • Posted by: maki
  • January 25, 2008 10:45 PM
  • sake

開運祝酒:土井酒造場前に記事に書いた松坂屋酒店で薦められた土井酒造場の「開運」の定番商品「開運祝酒」。薦められるままに、「開運 無濾過純米」がおいしかったので、すこし安めの酒はどんな味だろう......「無濾過純米」ほどじゃないかな......と思って飲んでみたものの、いや、実においしい。四合瓶で 300 円ぐらい安いんだけど、クオリティは気になるような差は全然ない。こちらは、特別本醸造。1874 年の創業以来の代表的商品らしい。出荷量もこの蔵で最大だとのこと。

お酒を好きな方が、どのような飲み方をされても、しっかりと開運の良さが表現できるように息長く造り続けています。

......とサイトに書かれていたが、偽りなし。冷酒で飲んでとてもおいしかったんだけど、寒かったのでどうかなと思いながら、熱燗にしてみたら、これも相当いける。どちらかというと、燗のほうが好きかも。生酒・原酒の濃醇な味わいが劇的に膨らむんだなあ。

こんなおいしいものがたったの 1050 円だなんて♪

add this entry to...  Yahoo! Bookmarks  Google Bookmarks  Hatena Bookmarks  del.icio.us  livedoor clip  Buzzurl

地酒を小さい瓶にボトリング