tottori Archive
#cup083:日置桜:山根酒造場
カップには白波の立った海がプリントされている。蔵のある鳥取県の海といえば、日本海だろう。中央には、「貝がら節」と大書されているが、これは酒の銘柄名ではない。銘柄名は、キャップにプリントされている「日置桜」。波のような細かいものは、こういうガラスにプリントするのは難しい。地元の民謡の歌詞がプリントされているということで、ローカル色が感じられるが、図柄に無理があるのがマイナスポイント。
ちょっと薄めの味だけど悪くない。冷やで薄めなら、熱燗なら味が膨らむかと思い、ぬる燗に。ちょっと酸味が表に出てきたけど、甘くもなく、辛くもなく、さすが日置桜......といった味わい。
プリントされているのは、地元の民謡「貝がら節」の一節。
色は黒なる 身はやせる
ヤサホーエイヤーー
ホーエヤエーエ ヨイヤサノサッサ
ヤンサーノエーエ ヨイヤサノサッサ
何の因果で 貝がらこぎなろうた
カワイヤノー カワイヤノー
蔵元の近くを流れる日置川を下っていくと、日本海に注ぎこむ。その近くに長尾岬という景勝地があり、その周辺の伝統的な民謡だとのこと。ホタテ(イタヤガイ)漁の労を忘れるための、労働歌なのだそうだ。調べてみると、「色は黒なる 身はやせる〜」ではなく、「何の因果で 貝がらこぎなろうた〜」のほうが唄の冒頭。なんで逆になっているんだろう。
カップお気に入り度:ー
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#cup002:諏訪泉:諏訪酒造
- July 31, 2007 7:20 AM
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近所のスーパーで中国地方の食品をフィーチャーしたフェアがあって、そのときに入荷された一品。米と米麹だけで作られた特別純米酒。酒文化研究所主催の日本酒チャンピオンズ・カップでグッドカップ賞を受賞したらしい。
デフォルメされた「泉」の文字をえんじ色の地に白文字で大胆にプリントしたお気に入りのデザイン。適度な酸味と若干の黄味のかったお酒。けっこう飲みやすい。
鳥取なのに諏訪?...と思って少し調べてみたら、この諏訪泉酒造のある智頭町にも諏訪神社があるらしい。ここの諏訪神社でも長野の諏訪大社と同じ七年に一度の「御柱祭り」があるらしい。記紀(古事記・日本書紀)を引くまでもなく、出雲と諏訪の関係は密接だ。蔵元のある「八頭郡智頭町」の「八頭」なんかは、いかにも八岐大蛇と関係ありそうな地名。
カップお気に入り度:★★★
- 諏訪酒造株式会社
- 種別:特別純米酒
- 容量:180 ml
- 度数:15 - 16 度
- 日本酒度:+3.0
- 酸度:1.5
- アミノ酸度:1.3
- 原材料:米・米麹・醸造アルコール
- 使用米:山田錦(麹米)・鳥取県産米(掛米)
- 精米歩合:55 %
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