- March 6, 2009 6:57 AM
- sake
これも先月会津に行ったときに入手した地酒のひとつ。会津若松の駅からしばらく歩いたところにある渡辺宗太商店にて購入したもの。
会津まで来たのだから「飛露喜」でもかって帰ろうと思って寄ってみたのだが、どうも在庫がないようで、手ぶらで買えるのも悔しく、何を買うかとても迷っていた。すると店主と思われる人がやってきて、「これはどうだ。じゃあ、こっちはどうだ」......といろいろ試飲を勧めてくれる。延々と試飲、試飲の連続。「これだけ試飲させてやれば、きっと何か買ってくれるだろう」という顔ではない。客に勧めながら自分でも飲んでいる。サイトのスタッフ紹介には、「たまに、接客中もお客さんといっしょに試飲しています。」とあるが、客である自分と同じだけずっと飲んでいた......。会津言葉でいろいろ紹介しながら酒を出し、おいしそうに自分も飲む。ホントに会津の酒を愛しているんだな......と感じさせる方だった。会津坂下の五ノ井酒店の店主もそうだった。いわきの酒蔵さはこの若旦那もしかり。こういう店での人や酒との出合いはとても心地よい。
で、渡辺宗太商店で買い求めたのが、この「風が吹く」。白井酒造店という蔵の酒だとのこと。山廃仕込・純米生酒・しずく採り。アルコール度数は、16 - 17 度。日本酒度は、+4.0。酸度 2.1。会津の有機栽培米を 55 % で精米して醸した純米酒。力強い味わいで、濃醇。かつ、後味すっきり。有名どころで言えば、「真澄」のあらばしりに近い味わいだろうか。あれよりももっと濃醇感がある。まったく知らない蔵の、知らない銘柄だったが、これも serendipity、いい出会いだった。
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