以前に『アド街ック天国』の浜田山の回で紹介されていた酒屋(15 位)、伊勢屋商店にひさしぶりに立ち寄ってみる。この店は、いつもの行動範囲からさほど遠くもないこともあって、たまに立ち寄る店。いつものようにカップ酒の棚を覗いてみる。そこで発見したのが、「鯉川」のカップ酒。
なんともポップなデザインだ。赤い眼鏡をかけた鯉が赤いベースを片手にした姿がカラフルにプリントされている。軽いノリのデザインながら、中身は純米酒。無濾過かどうかはわからないけど、うっすら黄みがかった色。紙のラベルタイプはコレクションの対象外だけど、どんな味なのかを楽しみに買ってみる。
とりあえず、四合瓶は飲んでみた。吟醸香が軽く漂う。澄みきった味わい。磨かれた米が質の高いアルコールに昇華した純米吟醸らしい感じ。軽快な飲み口が好感。濃醇タイプが好みだけど、たまにはこういう軽さも飲み疲れしなくていいかも。日本酒度は、+ 5.0 の辛口。酸度は 1.5、アミノ酸はかなり低く、0.4。美山錦の 5 割磨き。
いい値段するのかなと思って、お店の人に値段を尋ねたところ、リーズナブルな標準的な価格(たしか 1500 円ぐらい)。「これ評判いいんですよ」と言っていた。「山形でもなかなか鯉川かえないんですよね」と言うと、「うちにみんな来てるのかしら」とのこと。たしかにこの店は、「鯉川」の品揃えはいい。大量生産していない蔵の酒は、取引先にだけしか卸さないということもよくあるので、お気に入りの酒を見つけたら、その店を覚えておくのが鉄則。
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