- November 28, 2008 11:03 PM
- sake
品揃えにこだわっている酒屋で店主と話をするのは楽しい。もちろん人それぞれだけど、気さくにいろいろなことを教えてくれる人も多い。オススメの逸品を試飲をさせてくれることもある。そんな店での「偶然の出逢い」がうれしい。まさに serendipity。
先日、いわきに行ったときの酒屋(酒蔵さはこ)もいい店だった。リーチインの中に知らない銘柄の酒でラベルに「亀の尾」と書かれているものを発見。それが、この「天明 本生純米瓶囲い・会津産亀の尾」。「亀の尾だ!」などと言っていたら、それを聞いていた店主(若旦那?)が、「天明」を自分の店で取り扱いできるようになるまでのエピソードを語ってくれた。この「天明」を醸す曙酒造は、同じ福島の「飛露喜」の廣木酒造ほど世の中には知られていないが、小造りでいい酒を醸している蔵だとのこと。蔵のサイトにもあるが、女性の蔵元杜氏を中心にした完全なファミリービジネス。当然、流通量は限定され、ごく一部の限られた店舗でしか買えないもの。『夏子の酒』や『美味しんぼ』にもあったように、いい酒を作ろうと思うと、大量生産はできないということか。
この店のイチオシ商品がこの「天明」。「亀の尾をご存知なら、日本酒にはお詳しいでしょう」と店の奥の冷蔵庫から試飲用の瓶をいくつか出してくれた。好みの味。濃醇。試飲用にはなかったが、この「本生純米瓶囲い・会津産亀の尾」を購入。宿に帰って、味わう。フルーティな香りと米の旨みがいい。店主いわく福島の酒はうまくちが多いらしいが、生酒ということもあり、もわっと濃醇。
こういう serendipity が旅先の酒屋めぐりの醍醐味♪
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