- July 21, 2008 10:14 PM
- sake
連休を利用して、福島県に遠征。普通列車を乗り継いで、白河まで。白河駅は、なんとも懐かしさを感じる駅舎で、なかなかいい雰囲気。自分の出身の街の駅舎はこんないい雰囲気のものではないけど、なぜか帰省してきた気分になってしまう。ノスタルジックな空気が漂う。駅舎の中には、地元の造り酒屋の看板もあった。赤を基調にしたいいデザイン。
駅前は、がらんとしたロータリー。バスやタクシーもまばらで、夏の陽射しがまぶしい。店らしい店もなく、コンビニと蕎麦屋など数軒。ちょっと先に色あせた看板を屋上に設置した建物があり、それがきっとこの町の中心部だろうと目星をつけて、歩いてみる。
おそらく往時のメインストリートと思われる道は、ちょっと狭め。右に左に曲がっている。店はあっても、シャッターが閉まっていたり、営業していても客はほとんどいないような地方都市のオールドタウンのよくある風景。このあたりも実家のある街とよく似ている。
特に目的もなく、ぶらぶらと歩いていると、酒蔵が一軒。「白陽」を醸す大谷忠吉本店。敷地の奥に煉瓦造りの煙突が見える。もうすこし歩いていくともう一軒別の造り酒屋があった。ここが、「千駒」の千駒酒造。
蔵の横に店があって、直営店かと思いきや、自社商品以外のアイテムが店頭に並ぶ。おかしいな......と思って、店の外に出て、蔵の方へ回ると、そちらにはちゃんと自社商品が並べられていた。蔵の人とすこし話をして、よく冷えた純米酒を試飲させてもらう。この純米酒「千駒 手造り」がいちばんの売れ筋商品だという。これを購入。帰りがけに蔵を覗いてみたが、この時期だと当たり前だけど、がらんとしていて活気がない。この秋以降の仕込みに備えての充電期間といったところだろうか。
宿に着いて、飲んでみた。すいすい飲める酒。よく味わうと意外に味があるけど、普通に飲んでいる分には、淡い印象の味。こういうのが飲み疲れのしない味っていうのかな。
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