- 2008-02-20 (水)
- sake
いろいろないい地酒を置いていると紹介されていたので、笹塚まで出かけてみた。ローカルな下町風情の商店街を歩いていくと、商店街の中にとけ込むようにひっそりと店はある。いちおう、いろんな銘柄の書かれた看板は出てはいるが、それにしても地味な店構え。
昔、池袋に甲州屋という伝説的な酒販店があったらしい。まだ地酒が一般的に愛好されるようになる前から、自分で味わって、気に入った酒を揃え、クオリティに満足できないときは、蔵元にも厳しい注文をつけていたという。地酒の世界に大きな影響を与えた店主が、この世を去り、その甲州屋も後に姿を消す。そのころ、現れたのがこのマルセウ本間商店。
薄暗い店内に入ると左手にレジ、右手は冷蔵庫。申し訳程度にビールがすこし置いてある。それ以外は、ほぼすべて地酒。あの店で、この店で味わった銘酒がずらり……。地酒の蔵は、小さなところが多く、醸される酒は流通量が少ないものが多い。なので、一般的な酒販店ではまず見かけないものがたくさん。それがそのまま目の前にずらりと並んでいるとも言える品揃え。これは、迷う……。我が愛しのカップ酒は……ない。
ひとつは、お気に入りの居酒屋「作」でお馴染みの「秋鹿」にしようと最初から決めていた。けど、「秋鹿」にしても、かなりのバリエーション。迷いに迷って、「純米吟醸 槽絞直汲」に。年末に上槽したばかりのフレッシュなもの。せっかく来たんだからもう一本ぐらいは買っておきたいところ。これまた何にすべきか迷う。四合瓶は、一升瓶に比べて、商品種数が少ないとは言え、それでも十分に迷うだけの品揃え。「開運」や「鶴齢」は、他の酒屋でも買えるのでリストから外すとして……と消去法で検討していって、勝ち残ったのは島根の旭酒造の「十旭日」(じゅうじあさひ)。一回だけ高田馬場の「真菜板」で飲んだことがある。あまり見かけない酒なので、これをじっくり飲んでみようと思う。「諏訪泉」が品切れだったけど、もしあったらそっちにしてたかも。
- 東京都渋谷区笹塚 2-41-22
- 03-3377-8281
- 平日 11:00 ~ 22:00・日祝 11:00 ~ 21:00
- 定休日:水曜
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