- 2008-02-24 (日)
- sake
夏ぐらいに買ったまんまで、ずっと放置していた甘酒をこのあいだようやく開栓。ずっと常温保存していたので、大丈夫かな?……と思ったけど、何の問題もなかった。近所の酒販店の試飲会でおまけで冷えた甘酒を試飲したんだけど、とても気に入ってしまって、その場で購入した。そのわりには、いままで放置していたわけだけど……。
甘酒といっても、これはノンアルコール飲料(?)。疑問符(?)がつくのは、「ノンアルコール(?)」ではなく「飲料(?)」。見た目はほとんどお粥に近い。甘いお粥。五分から七分粥といったところかな。口に含んでも見た目どおりのほとんどお粥。とても自然な甘さ。
甘酒と言えば、酒粕をベースにしたアルコールの香りがする甘い飲み物というのが一般的な認識。酒には強くても、酒粕はどうもニガテ。粕漬けはなんとか OK でも、粕汁は NG。粕汁も甘酒もどちらも温めて飲み食いするものなので、アルコールの香りが立ちこめる。これがダメなんだと思う。酒は好きなのに、なんでだろう……我ながら思う。先日もある店で甘酒の試飲させてもらったんだけど(とても寒かったので)、やはりどうも口に合わない……。
いま飲んでいる甘酒は、そんな甘酒ではなく、米と麹だけで作ったもの。精米した米を蒸して、麹を混ぜて、麹の力によって、米のデンプン(多糖類)を糖に分解したもの。ゴハンをよく噛んで食べると甘くなると言うが、麹の力を借りると、ここまで甘くなるのか……と素直に驚く。とても自然な甘味。高精製度の砂糖(C12H22O11)のようなべたっとした甘さではなく、やわらかい甘さ。これがブドウ糖(C6H12O6)の甘味か。
日本酒の造りは、麹により糖化した原料米を酵母(酒母)によって、アルコール(C2H5OH)に分解する作業(並行複式発酵:糖化とアルコール発酵を同時におこなう)。つまり、この甘酒は、日本酒の原料ってことだ。
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