甲府の温泉銭湯巡りをしたときにぶらりと立ち寄った酒販店でみつけた福助デザインのカップ酒。「明治通寳」と書かれた銭を掲げた福助が描かれているユーモラスなデザイン。縁起物の定番デザインということで、カップ酒のラベルに登場してもまったく違和感がない。頭の鉢が大きくデフォルメされ、どことなくしばらく前にはやったハナデカのわんちゃんたちとも通じるものがあるな。福助の起源はあまり定かではない。いろいろな説が乱立しているようだ(この辺りに関しては、荒俣宏の『福助さん』を読むのがよいだろう)。足袋の福助が会社のロゴに使っているものがメジャーなので、あのタイプのやさしそうな顔をした福助がすぐに想起されるが、歴史的に見てみるとけっこうエグい顔の福助もいる。この「杉勇」の福助もちょっとエグい感じがあるな(なんか目つきがいやらしい)。
肝心の酒のお味の方はというと、酸味の強いかなり個性のある酒だったな。基本的には濃醇なタイプではなく、淡麗なんだけど、酸味がかなり出ていた。どちらも純米酒。奥に写っているカップは、特別純米酒。手前は、記載なし。
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