- 2008-02-10 (日)
- sake
ここしばらく寒い日が続くので、熱燗が恋しくなる。家で飲んでもいいけど、こんな日は、熱燗のおいしい店に行くのも一手。会社帰りにぶらりと近所の「作」に。金曜日の午後 9 時ということで、空席があるかどうかが心配だったけど、ちょうど空き席があった♪
お気に入りの「秋鹿」、前から気になっていた「鯉川」、「るみ子の酒」、リーチインにおいしそうに冷えていた「日置桜」の活性にごりなどなどを注文する間に、マスターのオススメを一合出してもらった。リクエストは、しっかりしたボディで、燗映えのする酒。やってきたのは、徳島の那賀酒造の「旭若松」。ちろりが温まったところで、徳利に移してもらう。かなり黄色みのかかった色。香りもかなりしっかりしたもの。口に含むと、香りから感じられるとおりの熟成度。聞いたところによると 2 年ほど寝かせてあるとのこと。寒い夜の冷えた体にしみわたる至福の一杯。
この蔵は、年間生産量が 45 石という小さな蔵。マスターいわく、「旭若松」以外に蔵のある地域の名を冠した「丹生谷」という銘柄もあるそうだけど、これは地元限定のお酒。一升で 1000 円程度の安酒……といっても安いのは値段だけで、中身は純米酒。大手メーカーの安かろう悪かろうのパック酒を飲んで日本酒はこんな程度か……と思われるぐらいなら……との心意気価格。日本酒の等級制が存在していた時代には、無鑑査で品質の高い酒を二級酒として造る蔵が多くあったそうだが、この「丹生谷」のエピソードもまさにそれ。
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