赤い朝顔がカップを全周。朝顔のやわらかい感じがよく描けているデザインで好感。緑と赤のコントラストもなかなかいい。巻きつく先を求めて伸びるツルや、つぼみも描かれている。朝顔をあしらったカップ酒は他にもあるけど、この「高砂」はお気に入り。
ここのところ普通酒が続いたところでの本醸造ということで、すこしほっとする。いやみのない辛口で好感触。香りは、日本酒らしい香り。この味でこの香りだったら、いいんじゃないのかな。
このカップ酒を買ったのは、有楽町の石川県のアンテナショップ。アンテナショップに出品するぐらいだから大きな蔵なのかなと思ったら、意外にも従業員数は、10 名だとか。小さな蔵のようだ。蔵のサイトにいわく、加賀菊酒の流れを汲む白山菊酒だとのこと。「菊酒」ってなんだろうと思って調べてみた。石川県を流れる手取川上流部には古来より野菊が多く咲き誇るエリアで、この菊を育む水を「菊水」と言う。中国の仙道を起源として、「菊水」を不老長寿の妙薬として珍重していたらしい。その「菊水」を用いて醸す酒を「菊水」と呼ぶらしい。「菊水」は新潟の蔵だけど、「菊姫」は石川県の酒。「菊」の一字を銘柄に用いるのはこれが起源なのだろう。
しかし、金谷酒造の会社概要の業務内容の欄に「IT 関連販売、IT コンサルタント業務」と書かれているのが気になる。若旦那の得意分野?
カップお気に入り度:★★★
