カップをぐるりと取り巻く鶴の群れ。これだけの細い線で、これだけの絵をプリントしたカップというのは、あまたあるカップ酒の中でもトップクラスかもしれない。写真だと裏側の鶴も映りこんでしまっているので、ちょっと見づらいかも。鶴の飛来地にちなんでというわけではなく、銘柄にちなんでのデザインのようだ。江戸時代に「東華正宗」を伊達藩主に献上したところ、お気に召され、「真鶴」の名を賜ったのだという。1789 年に酒造を始めたという歴史のある蔵のようだ。
飲みやすいお酒。しかし、全然お酒を飲んでいる気にならない。甘みが目立っている。香りからも味からもあまりアルコールが感じられない。糖類添加、酸味料添加ということらしいが......。冷酒から常温に近づくにつれ、少しずつ日本酒っぽい味になってきた。社長のインタビュー記事に
今どきの香り強い酒ではなく、きちんと味があって透明な酒が好きなんです。そんな酒を目指して造っています。
とあった。そんな雰囲気も感じる。
とあるサイトには蔵元のサイトの URL が記載されていたけど、アクセスできない。かつては存在したのかもしれないが、そのドメインはもはや存在していないらしい。
池袋にある宮城県のアンテナショップで購入。
カップお気に入り度:★★★
- 株式会社田中酒造店
- 種別:普通酒
- 容量:180 ml
- 度数:15 - 16 度
- 日本酒度:+1.0
- 酸度:1.3
- アミノ酸度:1.1
- 原材料:米・米麹・醸造アルコール・糖類・酸味料
- 使用米:トヨニシキ
- 精米歩合:67 %
- 『The カップ酒 ベストセレクション 900』掲載
