このブログで取り上げるカップ酒は、ガラスのカップに入ったカップ酒。それに加えて、ガラスに紙のラベルを貼ったものではなく、ガラスに直接プリントされているもの。ワンカップ大関みたいに紙のラベルを貼ったタイプ以外にも、耐水性の高い紙のカップの内側にさらに銀色の皮膜を貼った紙のカップ酒もある。大手メーカーも出しているところもあるけど、地酒でも紙カップ酒を作っているところもある。
その中でも、長野県は紙カップ率が高い。どこの蔵が紙カップを初めて採用したのかはわからないが、「真澄」の宮坂醸造、「七笑」の七笑酒造、「大雪渓」の大雪渓酒造など県下の大手が採用しているという影響は大きいように感じる。
プリントする対象が紙ということもあって、デザインはガラスのそれと比較して自由度は圧倒的に高い。ガラスのカップは通常 2 色刷りだが、紙カップは多色刷りがメイン。掲載写真は、大雪渓のガラスカップと紙カップ。ひとつの蔵でガラスと紙の両方を出荷しているのは珍しいのではないだろうか。赤、青、緑を大胆にカップ前面にカップに比較して、バーコードのプリントも多い(ガラスカップの「大雪渓」は、キャップの方にバーコードをプリントしている)。
ガラスカップよりも軽量で流通に有利というのはあるだろう。その工夫により、置いてもらえる店舗も増えそうだ。駅の売店やスーパーの酒販コーナーでも幅を利かせているのも、こうした背景があるのかもしれない。前述したバーコードのプリントも POS を導入しているスーパーでも効率的と言える。
ガラス好きの立場としては、紙カップは興味のないジャンルだけど、この「大雪渓」の紙カップは秀逸なデザインでお気に入り。
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